Sea Inside | Galiciacinemaroutes

タイトル: Mar adentro （邦題：海を飛ぶ夢）

監督: アレハンドロ・アメナバル

スペイン公開:　2004年

制作会社: Sogecine S.A, Himenóptero S.L,

SGC Images, Eyescreen S.R.L

キャスト: ハビエル・バルデム、ベレン・ルエダ

ロラ・ドゥエニャス、マベル・リベラ

セルソ・ブガーリョ、クララ・セグラ

ジョアン・ダルマウ、アルベルト・ヒメネス

フランセスク・ガリド、タマル・ノバス

ホセ・マリア・ポウ、アルベルト・アマリジャ

ジャンル: 　ドラマ

上映時間: 　131分

言語:　ガリシア語とスペイン語

撮影日程: 2003年10月13日～ 2003年12月20日

受賞歴: 　 2004年ヴェネチア映画祭審査員特別賞

ヤングシネマ賞　外国語映画賞(アレハンド

ロ・アメナバル)

2004年ヨーロッパ映画賞（バルセロナ）－　監督賞と主演男優賞 (ハビエル・バルデム)

ハリウッド映画祭 (米国)

　　　　　ハリウッドヨーロッパ映画賞

ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国) –

　　　　　最優秀外国語映画賞

2004年ゴヤ賞– 作品賞、監督賞

　　　　　主演男優賞(ハビエル・バルデム)

　　　　　　　主演女優賞 (ロラ・ドゥエニャス)

　　　　　　　助演男優賞(セルソ・ブガーリョ)

　　　　　　　助演女優賞 (マベル・リベラ)

　　　　　　　新人男優賞(タマル・ナバス)

　　　　　　　新人女優賞(ベレン・ルエダ)

　　　　　　　オリジナル脚本賞（マテオ・ヒルとアレ

　　　　　　　ハンドロ・アメナバル)

　　　　　　　製作監督賞(エミリアノ・オテギ)

　　　　　　　撮影賞(ハビエル・アギレサロべ)

　　　　　　　オリジナル作曲賞

　　　　　　　　(アレハンドロ・アメナバル)

　　　　　　　メイクアップ＆ヘアスタイル賞

　　　　　　　 (ジョアン・アレン、アナ・ロペス、

　　　　　　　マラ・コジャソ、マノロ・ガルシア)

　　　　　　　音響賞

テクニカルデータ

RAMÓN SAMPEDRO

あらすじ

ラモンは、家族の献身的な世話を受けながら寝たきりの生活を約30年間送っていた。

唯一、彼と外の世界を結ぶものは、部屋の窓。海を経由して世界中を旅したラモンだが、奇しくも海で事故に遭い、自分の青春時代を台無しにしていまう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

それ以来、彼の唯一の希望は尊厳を持って死ぬこと。ラモンの尊厳死を求める戦いを援助する弁護士のフリアと、人生は生きていく価値があるとラモンを説得しようとする隣村出身のロサ、この二人の女性との出会いがラモンの世界を変えていく。

ラモンの明るい人間性に次第に惹かれていくフリアとロサ、また彼女らは、自分の人生を律する主義について今までになく問いかけていく。一方、彼は、本当に自分を愛してくれる女性こそが、自分を死なせてくれる人であることを知っている。

Laura Palmés (ラウラ・パルメス) 登場人物のフリアは架空の人物であるが、ジャーナリストで作家のラウラ・パルメスがモデルである。彼女は、『安楽死・生きるために死ぬ』というドキュメンタリー番組でラモン・サンペドロをインタビューし、この番組をきっかけにラモンと特別な関係を築いた。	撮影をもっと楽しく・・・ハビエル・バルデムは、撮影中におならの音を出す装置をベッドシーツの間に隠し、お昼に食べた食事のせいだと謝りながら、撮影スタッフを相手に一晩中悪ふざけをしていた。
女優、マベル・リベラ曰く‥ 『あれほど痛々しいくらい一人きりで、閉ざされたラモンの戦いは、ガリシア人として生まれていなかったらできなかったことではないかと思います。また、ラモンの家族も、お互いのコミュニケーションはほとんどありません。各自、自分の感情を胸の奥にしまってしまう、それはとてもガリシアらしいです・・。	予兆アメナバル監督の撮影回想録。「アス・フルナスのビーチでの撮影初日。7月にもかかわらず、ラモンが海に飛び込むシーンを撮影しようとした瞬間、映画«アザーズ»で見たような深い霧が私たちを包み込みました。30分ほどで霧はなくなりましたが、あの時は、あの濃い霧が吉事のしるしか、それとも不吉な兆候なのかどうとっていいのかわかりませんでした。」
12週間の撮影期間ガリシア、カタルーニャ、マドリッドを舞台に、全ての映画の撮影にかかった期間は12週間。制作予算は1千万ユーロ。	ハビエル・バルデム 11週間の撮影期間の間、ベッドに寝たきりで、首から下が麻痺して動かない主人公を演じました。
俳優たちジェネを演じたクララ・セグラ曰く、『ガリシアは、ラモンについて語り始めるのにピッタリの場所でした。ラモンが住んだ村や家を訪れることができ、映画の世界へ完全に入ることができ、いい役作りができました。』	制作チームこの映画は、映画「アザーズ」と同じ製作スタッフによる作品。

ラモン・サンペドロは、約30年間ベッドで寝たきりの生活を送り、尊厳のある死を得るため、安楽死を求めた最初のスペイン人だった。

「最初、自分を自由にすることだけを考える。それにはたった二つの選択すべき状況ある。ひとつは、ばかげた人間になってしまうこと。自分が望まないものになりすまし、地獄の住人になること。もうひとつは、人生の理想郷矛盾せず、苦痛から自分を解放し、死を通して喜びを探求すること。私は、否定的なものとしてではなく肯定的なものとして自由を選んだのです。より良いものを選んだのです。」ラモン・サンペドロ　地獄からの手紙のプロローグより。

MAR ADENTRO MOVIE MAP

ラモン・サンペドロの人生に触れる感動マップを旅しながら映画の撮影ポイントを見つけよう。

ムービーマップルート情報:

ロケーション: 　アロウサ湾とムーロ－ノヤ湾を見渡すルート

距離: 　　　　62 Km

見どころ:　　ボイロ市街地、ポブラ・ド・カラミニャル市街地、クロタ山、パルメイラ港、コルベドの砂丘、

　　　　　　ムーロのサンペドロ湖（ポルト・ド・ソン）、サンタ・マリア・デ・シユノ（ポルト・ド・ソン）、

　　　　　　フルナス・ビーチ（ポルト・ド・ソン）、セイラス・ビーチ（ポルト・ド・ソン）、ポルトシン、

　　　　　　ノヤ市街地

ルート付近の観光資源や観光商品について更なる情報はこちら。http://www.arousa-norte.es/

インスエラ港、パルメイラ（リベイラ）リベイラ市にあるインスエラ‐パルメイラ港。海を飛ぶ夢の最初の野外シーンがここで撮影されました。（雨の中、フリアが海を眺めているところに、ラモンを紹介するジェネが到着するシーン。）この港は、18世紀の建築様式を保存していることから、この地方で唯一のものとされる。この地方では、昔からの伝統漁法なども有名。	リベイラ港アロウサ湾やムーロス・ノヤ湾沿いにある漁村にみられる。	バローニャのカストロ(ポルト・ド・ソン) バローニャのカストロとは古代の遺跡で、バローニャのコルーニャ教区に位置する。海抜ゼロメートルでここほど海に接近した位置にあるカストロはガリシアの中でも数少ない。
コルベドの砂丘コルベド複砂丘とカレガル潟やビシャン潟の自然公園である保護スペースにある砂丘。1ヘクタールの広さをもつ。距離が1キロになる動く砂丘、カレガルの塩水潟とビシャンの淡水潟になる。	シュノ教区（ポルト・ド・ソン）ラモン・サンペドロはポルト・ド・ソンのシュノ教区出身。アベレンドやオ・カステロの村々はラモン・サンペドロの家の外のシーンに使われた。	フルナス・ビーチこのルートのキーポイントとなる場所。シュノとサンペドロ・デ・ムロの湿地帯の中に含まれる。このビーチは自然、ラモン・サンペドロが事故に遭った場所として非常に有名である。ラモンが海に飛び込んだ岩にはそれを証明する円形のプレートがある。全く同じ場所から、映画『海を飛ぶ夢』の海に飛び込むシーンも撮影された。
フルナス・ビーチ	フルナス・ビーチ	ムーロス・ノヤ湾の上空からの眺め
ノヤの聖マルティニョ教会ノヤはルートの最終ポイント。この小さな漁村で市場とディスコのシーンが撮影された。	クレバ島とムーロス・ノヤ湾ムーロス・ノヤ湾の壮観な景色。

Laura Palmés (ラウラ・パルメス) 登場人物のフリアは架空の人物であるが、ジャーナリストで作家のラウラ・パルメスがモデルである。彼女は、『安楽死・生きるために死ぬ』というドキュメンタリー番組でラモン・サンペドロをインタビューし、この番組をきっかけにラモンと特別な関係を築いた。	撮影をもっと楽しく・・・ハビエル・バルデムは、撮影中におならの音を出す装置をベッドシーツの間に隠し、お昼に食べた食事のせいだと謝りながら、撮影スタッフを相手に一晩中悪ふざけをしていた。
女優、マベル・リベラ曰く‥ 『あれほど痛々しいくらい一人きりで、閉ざされたラモンの戦いは、ガリシア人として生まれていなかったらできなかったことではないかと思います。また、ラモンの家族も、お互いのコミュニケーションはほとんどありません。各自、自分の感情を胸の奥にしまってしまう、それはとてもガリシアらしいです・・。	予兆アメナバル監督の撮影回想録。「アス・フルナスのビーチでの撮影初日。7月にもかかわらず、ラモンが海に飛び込むシーンを撮影しようとした瞬間、映画«アザーズ»で見たような深い霧が私たちを包み込みました。30分ほどで霧はなくなりましたが、あの時は、あの濃い霧が吉事のしるしか、それとも不吉な兆候なのかどうとっていいのかわかりませんでした。」
12週間の撮影期間ガリシア、カタルーニャ、マドリッドを舞台に、全ての映画の撮影にかかった期間は12週間。制作予算は1千万ユーロ。	ハビエル・バルデム 11週間の撮影期間の間、ベッドに寝たきりで、首から下が麻痺して動かない主人公を演じました。
俳優たちジェネを演じたクララ・セグラ曰く、『ガリシアは、ラモンについて語り始めるのにピッタリの場所でした。ラモンが住んだ村や家を訪れることができ、映画の世界へ完全に入ることができ、いい役作りができました。』	制作チームこの映画は、映画「アザーズ」と同じ製作スタッフによる作品。

インスエラ港、パルメイラ（リベイラ）リベイラ市にあるインスエラ‐パルメイラ港。海を飛ぶ夢の最初の野外シーンがここで撮影されました。（雨の中、フリアが海を眺めているところに、ラモンを紹介するジェネが到着するシーン。）この港は、18世紀の建築様式を保存していることから、この地方で唯一のものとされる。この地方では、昔からの伝統漁法なども有名。	リベイラ港アロウサ湾やムーロス・ノヤ湾沿いにある漁村にみられる。	バローニャのカストロ(ポルト・ド・ソン) バローニャのカストロとは古代の遺跡で、バローニャのコルーニャ教区に位置する。海抜ゼロメートルでここほど海に接近した位置にあるカストロはガリシアの中でも数少ない。
コルベドの砂丘コルベド複砂丘とカレガル潟やビシャン潟の自然公園である保護スペースにある砂丘。1ヘクタールの広さをもつ。距離が1キロになる動く砂丘、カレガルの塩水潟とビシャンの淡水潟になる。	シュノ教区（ポルト・ド・ソン）ラモン・サンペドロはポルト・ド・ソンのシュノ教区出身。アベレンドやオ・カステロの村々はラモン・サンペドロの家の外のシーンに使われた。	フルナス・ビーチこのルートのキーポイントとなる場所。シュノとサンペドロ・デ・ムロの湿地帯の中に含まれる。このビーチは自然、ラモン・サンペドロが事故に遭った場所として非常に有名である。ラモンが海に飛び込んだ岩にはそれを証明する円形のプレートがある。全く同じ場所から、映画『海を飛ぶ夢』の海に飛び込むシーンも撮影された。
フルナス・ビーチ	フルナス・ビーチ	ムーロス・ノヤ湾の上空からの眺め
ノヤの聖マルティニョ教会ノヤはルートの最終ポイント。この小さな漁村で市場とディスコのシーンが撮影された。	クレバ島とムーロス・ノヤ湾ムーロス・ノヤ湾の壮観な景色。

あらすじ

Laura Palmés (ラウラ・パルメス)

撮影をもっと楽しく・・・

ハビエル・バルデムは、撮影中におならの音を出す装置をベッドシーツの間に隠し、お昼に食べた食事のせいだと謝りながら、撮影スタッフを相手に一晩中悪ふざけをしていた。

女優、マベル・リベラ曰く‥

予兆

12週間の撮影期間

ガリシア、カタルーニャ、マドリッドを舞台に、全ての映画の撮影にかかった期間は12週間。制作予算は1千万ユーロ。

ハビエル・バルデム

11週間の撮影期間の間、ベッドに寝たきりで、首から下が麻痺して動かない主人公を演じました。

俳優たち

ジェネを演じたクララ・セグラ曰く、『ガリシアは、ラモンについて語り始めるのにピッタリの場所でした。ラモンが住んだ村や家を訪れることができ、映画の世界へ完全に入ることができ、いい役作りができました。』

制作チーム

この映画は、映画「アザーズ」と同じ製作スタッフによる作品。

MAR ADENTRO MOVIE MAP

ムービーマップルート情報:

インスエラ港、パルメイラ（リベイラ）

リベイラ港

アロウサ湾やムーロス・ノヤ湾沿いにある漁村にみられる。

バローニャのカストロ(ポルト・ド・ソン)

バローニャのカストロとは古代の遺跡で、バローニャのコルーニャ教区に位置する。海抜ゼロメートルでここほど海に接近した位置にあるカストロはガリシアの中でも数少ない。

コルベドの砂丘

コルベド複砂丘とカレガル潟やビシャン潟の自然公園である保護スペースにある砂丘。1ヘクタールの広さをもつ。距離が1キロになる動く砂丘、カレガルの塩水潟とビシャンの淡水潟になる。

シュノ教区（ポルト・ド・ソン）

ラモン・サンペドロはポルト・ド・ソンのシュノ教区出身。アベレンドやオ・カステロの村々はラモン・サンペドロの家の外のシーンに使われた。

フルナス・ビーチ

フルナス・ビーチ

フルナス・ビーチ

ムーロス・ノヤ湾の上空からの眺め

ノヤの聖マルティニョ教会

ノヤはルートの最終ポイント。この小さな漁村で市場とディスコのシーンが撮影された。

クレバ島とムーロス・ノヤ湾

ムーロス・ノヤ湾の壮観な景色。